仏教で教えられる十悪について話をしています。

人間がつくる十の悪のうち、心で造る悪は、貪欲、瞋恚、愚痴の三つです。

今、3つ目の「愚痴」について話ししているところです。

愚痴とは、愚もおろか、痴もおろかで、バカでバカな心です。

なぜバカといわれるのかといいますと、宇宙の真理である、因果の道理が分からないからです。

道理とは、真理のことです。

真理とは、仏教で三世十方を貫くことをいいます。

三世、とは、過去世、現在世、未来世のことで、いつでもということ。

十方とは、東西南北上下四維ということで、どこでもということ。

いつでもどこでも変わらないことを、道理、というのです。

昔は正しいといわれていたことでも、現在では間違いとされるようなものは道理とはいわれません。

また、日本では正しいとされることでも、アメリカにいくと間違いになる、そういうものも道理とはいいません。

いつでもどこでも正しいこと、変わらない真実を道理といわれます。

因果といいますのは、因とは原因、果とは結果のことで、

どんな結果にも必ず原因がある。

原因なしに起きる結果は万に一つ、億に一つない、ということです。

平たい言葉でいいますと、蒔かぬ種は生えませんが、蒔いた種は必ず生える、ということ。

このいつでもどこでも変わらない真理が分からない心を、愚痴、というのです。

このことは、親鸞会という仏教を分かりやすく話しがなされるところで聞くことができます。

この因果の道理と関係のない日は一日もありませんし、愚痴と関係のない日も一日もありません。

よくよく胸に手を当てて省みたいところです。


Categories : 地獄と十悪

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